話し方教室東京 コラム-相手を怒らせる話し方・攻撃的な話し方に対する受け止め方は、人それぞれ!

怒りっぽい人が多いのか、それとも相手を怒らせる話し方をする人が多いのか

12月14日、米シンクタンクのピュー研究所は、プレスリリースを通じて、相手を怒らせる話し方、攻撃的な話し方に対する見解は必ずしも明確ではないと発表した。

コミュニケーションにおいて、価値観、人種と民族によって受け取り方の違いが分かる結果となった。

アメリカ在住10221人を対象に行った世論調査(2021年7月実施)によると、回答者のうち3分の2が「すぐに怒る人、怒りっぽい人が多い」と感じ、アメリカの社会問題であると受け止めていることが判明した。一方、半数は、「相手を怒らせる話し方や攻撃的な話し方をする人が多い」とも回答していた。

価値観、人種と民族、性別により「攻撃的な話し方」に対する受け止め方は違う

さらに、共和党(保守派)と民主党(リベラル派)、人種と民族、性別において、見解に大きな差異が認められた。

例えば、保守派では、「怒りっぽい人が多い」との回答者が圧倒的過半数を占めた。民主派では、「怒りっぽい人が多い」と感じる人は半数程度であったが、「相手を怒らせる話し方をする人が多い」と受け取る人は過半数に達した。

また、白人やヒスパニック系の大多数は、怒りっぽい人が多いことを社会問題として捉えていたが、黒人やアジア人はそこまで深刻に受け止めていないという。

男性、女性ともに「怒りっぽい人が多い」との回答者は同程度であった。しかしながら、女性は、男性以上に「相手を怒らせる話し方をする」と感じていることが判明した。

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