話し方教室東京 コラム-離れたチームの均一で一貫性あるコミュニケーションをいかに確保するか

離れたチームのミスコミュニケーションを防ぐには?

新型コロナウイルスの影響で、リモートワークを強いられていたが、オフィスへの段階的な復帰が始まる中、従業員の分離がさらに拡大している。シーテックでは、組織全体の調整やコミュニケーション不足を回避するチーム設計が大切だとアドバイスしている。

以前、衛星の打ち上げに関わっていた2つのエンジニアチームが、それぞれの計算が正確であったのに、1つの小さなコミュニケーションミスによって大きな被害を出してしまった有名な話がある。

ビジネスにおいても、正しいコミュニケーションが必要だが、均一で一貫性があるかをどう保証すればよいのだろうか。

正しいビジネスコミュニケーションを実現するために、業務とチームの再設計が求められる

例えばソフトウェア開発なら、設計プロセスの初期段階でテストの優先順位を決め、それぞれが深い専門知識と洞察をもって何度も確認し合うことが必要だ。

分野を細分化して、それぞれのチームが責任をもつのではなく、まずテクノロジーリーダーが中央の品質管理部門を設け、プロジェクトの内容と進行を同期させることが不可欠だ。そのために全体的な設計とプロセスの標準化を行い、生産的で効率的な進行を決めていくべきである。

たとえオフィスに戻っておらずチームが離れていたとしても、各プロセスで進行状況をお互いに知らせることが肝心になるのだ。

■ 記事関連・話し方講座/エグゼクティブコーチング

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会