会話・雑談力の話し方教室東京-アクティブリスニングで円滑なコミュニケーション、良好な人間関係構築を!

積極的傾聴のすすめ

「アイアム エクスパット」では、アクティブ・リスニング(積極的傾聴)により、コミュニケーションスキルが向上すると紹介している。

アクティブ・リスニングは、偏見を持たず、推測・仮定や判断をすることなく、相手の話に深く丁寧に耳を傾ける行為である。

相手の話す内容に対して肯定的な興味・関心を寄せながら真摯な姿勢で話を聞き、発する言葉、目線、表情、態度や仕草など言語的および非言語的コミュニケーションを通じて、相手の話を理解する。

客観的視点で相手の話を聞く、理解する、共感する

アクティブ・リスニングは、自然と身に付くスキルではないが、意識すれば向上できる。主観的な視点ではなく、客観的な視点から相手の話を聞き、相手の気持ち・感情に共感しながら理解することを意識する。

例えば、普段の何気ない会話では、お互いの経験・体験を共有しているだろう。ただし、日常会話は、会話のテンポが速く、お互いが相手の話を十二分に聞くことなく、自分の話をしていることが多い。

そこで、自分の主観的な世界から抜け出し、相手の世界へ足を踏み入れる。アクティブ・リスニングスキルを鍛えるには、相手の話に対して、自分の体験・経験で応じない。質問などで相手の話をより掘り下げ、ただ聞くことに専念して理解を深めることを心掛ける。

アクティブリスニングで無駄な争いや衝突を回避する

アクティブ・リスニングスキルを身に付けるには、時間と忍耐力が必要となる。異なる視点から物事を捉えて理解しようとする姿勢は、一朝一夕では習得できない。

また、客観的な視点で相手の話を聞き続けるのは、なかなか難しい。ついつい、途中で話したい欲求、自分の話も聞いてほしい欲求が出てくるため、忍耐力が求められる。

しかしながら、アクティブ・リスニングスキルが向上すると、無駄な争い事や衝突は回避できる。お互いが主観的な視点で、自分の価値観や信念を軸に物事を考えている結果、問題が生じるからだ。

争い事や衝突の根底には価値観や信念の相違があるため、客観的な視点で相手を理解する姿勢があると争い事や衝突は起こらない。

したがって、円滑なコミュニケーションや良好な人間関係の構築に、アクティブ・リスニングが欠かせないのである。

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