話し方教室東京 コラム-スピーチを成功させる秘訣!

パブリックスピーキングを成功させるには

「ライフハッカー」では、パブリックスピーキングを成功させるうえで、恐怖を克服する以上にスピーチの内容に対する準備が重要になると強調している。

パブリックスピーキングに関する多くのアドバイスでは、人前で話す状況に伴う恐怖や不安、緊張といったネガティブな感情を克服することに焦点が置かれる。しかしながら、スピーチの出来栄えは、スピーチの構成・内容によって決まる。

スピーチの構成は「モンロー式説得法」で

パブリックスピーキングの目的は情報伝達と説得である。そこで、「モンロー式説得法」に従って「注意喚起」「問題提起」「問題解決」「成果の視覚化」「行動促進」の5つのフェーズで構成すると良い。

つまり、まず、聞き手の興味・関心を引き付け、現状の問題・課題を提起する。そして、問題・課題の解決策を具体的に提案し、聞き手の行動変容を促す。

大切なポイントは3回繰り返して伝える

大切な部分は1回ではなく、3回繰り返す。最初に口頭で聴覚情報として伝え、あわせて、配布資料やパワーポイントのスライドなど媒体を通じて文字として視覚的に訴える。

やや冗長的に思うかもしれないが、聞き手が話し手の発する言葉や伝える内容を正しく理解するには、繰り返し伝える必要がある。

つまり、伝えたいメッセージを言葉と文字で3回伝えることにより、聞き手の理解が得られる。印象は強まり、その結果、聞き手の記憶に残るという。

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