「話し方の基本がわかった!|話し方教室が教える”伝える・聞く・信頼される”コミュニケーションの基本」(じっくり教養 話し方教室東京)


「もっとわかりやすく話せるようになりたい」「会話が苦手で、何を話せばいいかわからない」「人前に立つと緊張して、普段通りに話せない」

話し方について、このような悩みを持っている人は少なくありません。

しかし、ご安心ください。話し方は生まれ持った才能ではありません。声の出し方、話の組み立て方、聞き方、表情や視線などの基本を理解し、実践を重ねることで習得できるコミュニケーションスキルですから。

今回は、初心者が最初に身につけたい「話し方の基本」を整理して解説します。

1.伝える基本:声を整える・話を組み立てる

話し方の第一歩は、「何を伝えたか」ではなく「どう伝わったか」を意識することです。そのためには、まず声と話の構成を整える必要があります。

声を整える

どれほど内容が優れていても、声が小さく聞き取れなければ、相手には伝わりません。そこで意識したいのが、発声・滑舌・声量・話すスピードです。

まず、相手まで届く声量で、言葉を明瞭に発音します。そして、早口になりすぎないよう、適度な「間」を取りながら話します。特に人前でのスピーチやプレゼンテーションでは、緊張すると無意識に早口になりがちです。普段より少しゆっくり話すだけでも、聞き手には落ち着いた印象を与えることができます。

さらに、姿勢を整えて呼吸を安定させることも、聞き取りやすい声を出すための基本です。

話を組み立てる

「何を言いたいのかわからない」「話が長い」と思われる人には、話す順番に問題があることがあります。ビジネスコミュニケーションでは、基本的に**「結論→理由→具体例・詳細」**の順番で話すと、内容が伝わりやすくなります。

例えば上司への報告なら、経緯を最初から説明するのではなく、「結論から申し上げます。A社との打ち合わせは金曜日に決まりました」と要点から伝えます。その後に理由や経緯を説明すればよいのです。

話す前に「一番伝えたいことは何か」を明確にする習慣をつけることで、説明力や説得力も高まります。

2.聞く基本:傾聴・相づち・質問

話し上手というと、流暢に話せる人を想像するかもしれません。しかし、良いコミュニケーションには「話す力」だけでなく「聞く力」が欠かせません。

傾聴・相づち

信頼される人は、相手が話している途中で遮らず、最後まで聞こうとします。傾聴、うなずき、相づちを入れて、「あなたの話を聞いています」という姿勢を伝えることが大切です。

例えば、「なるほど」「それは大変でしたね」「それはそれは」と反応するだけでも、相手は随分話しやすくなるものです。コミュニケーションスキルを高めたい人は、まず「相手の話を最後まで聞く」ことを意識することから始めてください。

質問

「会話が続かない」「雑談が苦手」という人は少なくありません。中には、面白い話をたくさん集める人もいるようですが、そんなことよりも、相手への関心を示すことが重要です。

そのコツは質問です。「それはいつ頃から始めたのですか」「どんなところが面白いですか」と質問し返ってきた話に共感して、さらに聞いていくのです。

何を聞いたらいいのか分からない、という人もいますが、「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように」を意識して質問すれば会話や雑談を自然に広げることができるようになります。

3.信頼されるコミュニケーションの基本:非言語コミュニケーション

コミュニケーションでは言葉だけでなく、表情、視線、姿勢、声の調子といった非言語表現が相手の印象を大きく左右します。そして、話し方を本当に上達させるには、その非言語表現を意識的に使うことが重要になります。

表情・アイコンタクト

同じ「ありがとうございます」という言葉でも、無表情で視線を合わせずに言う場合と、笑顔で相手を見て言う場合では、受け取られ方が変わります。

会話なら、自然な笑顔、適度なアイコンタクトを意識することが大切です。

姿勢・動作・視線・声のトーン

スピーチやプレゼンテーションなら、背筋を伸ばし、胸を張り、ゆっくりと動作します。視線を聴衆に対してまんべんなく配ることも重要です。また、伝えたい内容に合わせて声の大きさ、速さ、抑揚、間を調整することもポイントです。

言葉と非言語表現を一致させることが、相手に安心感や信頼感を与えることにつながります。

話し方教室・専門家の視点/酒井学院長の一言

話し方の上達で大切なのは、難しいテクニックをたくさん覚えることではありません。基本を理解し、一つずつ繰り返し実践し、そして身に付けていくことが重要なのです。

「伝えるスキル」「聞くスキル」「信頼される非言語表現スキル」。この3つを丁寧に磨いていけば、コミュニケーションは確実に向上していきます。

ご承知のように、話し方は一生使い続けるコミュニケーションスキルです。だからこそ、基本から学び、日々の仕事や人間関係の中で使い、そして継続的に磨いていくことが大切になるのです。

日本コミュニケーション学院 創設者・学院総長 酒井美智雄

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