「対話する力|話し方教室が解説する”相互理解と信頼関係を深める”基本原則」(1分間 話し方教室東京)

【定義】対話とは

話し方教室の専門家である日本コミュニケーション学院では、「対話とは、互いの考えやその背景を聞き合い、相互理解と信頼関係を深める双方向のコミュニケーションである」と定義しています。

ビジネスにおける対話力とは、傾聴・質問・共感・説明を組み合わせ、課題の共有や合意形成につなげる力を指します。一方的な情報伝達とは異なり、相手の反応を確かめながら理解をすり合わせることが特徴です。

【原則】対話の基本

対話の基本原則は三つです。

第一に、相手の話を遮らず、事実と感情の両方に耳を傾けます。
第二に、「どのような背景がありますか」と答えを限定しない質問をし、考えの理由を確認し共感を示します。なみに、共感とは、相手の意見に賛成することではありません。立場や気持ちを理解しようとする姿勢です。
第三に、自分の意見は結論・理由・具体例の順に伝え、相手の課題や関心とのつながりを示します。

【具体例】ビジネス対話 実践的話し方テクニック

<部下から「納期に間に合いません」と相談されたケース>
この場合、すぐに叱責せず、「どの工程で困っていますか」と尋ねます。続いて「確認作業が集中しているのですね」と要約し、認識のずれを確かめます。そのうえで「納期を守るため、作業の分担を見直しましょう」と提案し、担当と期限を一緒に決めます。

聞く、確かめる、提案する、合意するという流れが、対話を具体的な行動につなげます。会議や顧客対応で、まず対話の目的を共有し、最後に決まったことと次の行動を確認すると、話し合いの内容を実務に生かしやすくなります。

【FAQ】対話・よくある質問

Q.意見が違う相手とも対話できますか。
A.できます。結論を急がず、双方が重視する条件や目的を確認し、共通点と相違点を整理します。

Q.対話力を高める練習はありますか。
A.日々の会話で、相手の発言を要約して確認し、自分の説明後に「どう思いますか」と尋ねる習慣は役立ちます。

【要約】対話する力|話し方教室が解説する”相互理解と信頼関係を深める”基本原則

対話力の基本は、相手を理解する聞き方と、理解を確かめる伝え方がカギになります。
傾聴・質問・共感・説明を日常で実践しながら、信頼関係構築と合意形成につなげていってください。

日本コミュニケーション学院 創設者・学院総長 酒井美智雄

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