話し方教室「ジェームズ・マティス米国国防長官にリーダーシップを学ぶ」(話し方ニュース東京)

米国国防長官ジェームズ・マティス氏のリーダーシップ

第26代米国国防長官ジェームズ・マティス氏は戦略家であり、過激で率直な物言いより「マッド・ドッグ(狂犬)」との異名をもつ。

一方、思慮深いリーダーとして、周囲は厚い信頼・信用を寄せる。マティス氏は、周囲に対して権限を与え、公平性を重視する。「アントレプレナー」では、マティス氏のリーダーシップ術を紹介している。

職務遂行責任と情動的共感を重視する

マティス氏は、軍人(陸軍長官、海軍長官)を経て、国防長官に就任した。軍人時代より階級に関係なく、あらゆる職務を遂行する義務があると考えている。リーダーであっても、状況・必要に応じて、部下の業務を遂行することが求められるという。

また、相手の思考や感情に情動的共感を示す。特に、失敗など否定的感情に対する理解を深め、共有したうえで支援・支持する。

倫理観と、豊富な知識に基づいて行動する

マティス氏は、リーダーとして受動的ではなく、積極的に行動を起こし、臨機応変に対応することを意識している。

臨機応変な対応や適切な意思決定を可能にするには、リーダーの知識量、道徳的信条・判断が求められる。

それゆえ、哲学から暴徒鎮圧に至るまで幅広い分野の本を読み、豊富な知識や倫理観を身に付けているという。マティス氏は蔵書6000冊の読書家であり、大変な勉強家として知られている。

職業や社会的立場に関わらず、教養、知識習得は非常に重要である。リーダーの知識量が豊富であり、博識で教養がある場合、組織の知識基盤は大きくなり、組織に対して生産性や効率性など肯定的な影響を与える。

マティス氏は、周囲の失敗を受け入れる。リスクを恐れずに、挑戦する精神を高く評価している。失敗により正しい意思決定を学び、決断力を高める機会となる。それゆえ、マティス氏は、失敗を価値がある経験であると考えている。

話し方教室の要点「リーダーシップのコミュニケーションスキル」

記事は、過激で率直な物言いから「マッド・ドッグ(狂犬)」との異名をもつマティス氏のリーダーシップについて述べている。

彼は軍のリーダーだった頃から「階級に関係なく、あらゆる職務を遂行する義務がある」と考えていたという。リーダーであっても、状況・必要に応じて、部下の業務を遂行することが求められるというのだ。

彼はそれだけ強い責任感「遂行責任」を持っている。上司(現大統領)の信頼が厚いのもうなづける。しかし、それだけでは部下はついてこないだろう。

実は彼は優れたコミュニケーターでもあるのだ。「相手の思考や感情に情動的共感を示す」という。「特に、失敗など否定的感情に対する理解を深め、共有したうえで支援・支持する」というのだ。

彼がただの「鬼軍曹」ではなく、「真のリーダー」である証は、コミュニケーションスキルの高さにあると言えるだろう。

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