話し方教室東京 コラム|話しにくい話題を、上司にうまく伝える!

職場で上司と部下が正直に話し合うことは難しい

米国を本拠地とするザ・ビジネス・ジャーナルズは4月24日、話しにくい話題を上司にうまく伝える方法をまとめた。理想の従業員のイメージを模索したある調査では、上司ができる最も重要なことは部下にフィードバックを求めることだと参加者の80%が答えた。

確かに昨今、組織は開放的なコミュニケーションを奨励しているが、多くの人は上司との難しい話は避けて、我慢で日々を過ごすことを選んでいる。

報酬や仕事時間の管理、職場における人間関係の問題など、複雑なことを上司にどう伝えれば良いのか。私たちはそうしたトレーニングをほとんど受けていない。

話しにくい話題を、上司に伝えるポイント

まず大事なことは話を具体的にすることだ。「仕事が多すぎて」と言うより、「来月は誰かの手助けが必要だ」と言ってみよう。なぜ仕事が多すぎるかについて業務の詳細をあげて説明できればさらに良い。

例えば助力を求めてもかなえられず、一人で仕事を続けていたとする。その場合でも「残業して週末も働いているが充分に進まない」と言うより、自分の頼み方が足りなかったと問題を認めよう。

最後に「よろしくお願いします」と相手の善意にまかせるのではなく、将来お互いに対して腹を立てることがないように、すぐにできることを約束してもらいたいと伝えよう。

話し方教室の視点「職場での上司への話し方、伝え方のポイント」

1.報酬や仕事時間の管理、職場における人間関係の問題など、複雑なことを上司にどう伝えれば良いか。多くはそうしたトレーニングを受けていない。

2.まず大事なことは「話を具体的にする」こと。詳細をあげて説明できればさらに良い。

3.「よろしくお願いします」と相手の善意にまかせるのではなく、将来お互いに対して腹を立てることがないように、すぐにできることを約束して欲しいと伝える。

古今東西、誰しも自分の上司に、要望をキチンと伝えることは難しいものだ。上司は部下の出世や経済を支配しているからである。

実は、上記の3つのポイントの前に、大事なことがある。それは日頃の人間関係が良好であるかどうかだ。関係構築がなされた上なら、上記のポイントも役立つだろう。

ビジネスでの話し方・伝え方の能力開発なら、話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京で、学ばれるのがよいだろう。

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