話し方教室東京 コラム|話が伝わらない、誤解が生ずる原因は何か?

コミュニケーションの重要性を過小評価していませんか?

カナダのブリティッシュ・コロンビア州を本拠地とする大学新聞ネクサスは5月16日、コミュニケーションにおいて誤解につながりやすい根源的な問題を取り上げた。

私たちは日々のコミュニケーションの大事さを過小評価する傾向がある。例えばメールを送ったらとんでもない反応が返ってきて、理解に苦しみ混乱してしまう。また状況によっては何を言えばいいのかわからず、言葉に詰まってしまう。日々の普通のやり取りも問題だらけだ。

言葉が多くても少なくても問題は起こる。それは話し手が、相手に理解されると思い込んでいることに起因する。

コミュニケーションの問題は受け手の解釈に任せてしまう時に起こる

コミュニケーションの問題は、聴き手の解釈に任せてしまうときに起こる。その解釈は間違っていることが多いからだ。

テクノロジーの発展でコミュニケーションの方法は飛躍的に増大した。しかし会話は文脈から切り離され声のトーンや顔の表情などもなく、対話の複雑さは失われた。そして私たちは返答を必要以上に簡潔に、迅速に行おうとする。

言いたいことを充分に言っていない、あるいは自分が何を言いたいかもよくわからないのに、私たちは相手が理解してくれると思い込んでいる。コミュニケーションはこうして脱線する。

もし誰かのメッセージに反応する前に少し時間を置けば、自分の気持ちや考えがはっきりしてくるだろう。自分が本当に伝えたい、数語で簡単には言い表せないことが、わかってくるはずだ。

話し方教室の視点「コミュニケーションの問題『誤解』が起こるポイント」

1.コミュニケーションの問題は、聴き手の解釈に任せてしまうときに起こる。その解釈は間違っていることが多い。

2.言いたいことを充分に言っていない、あるいは自分が何を言いたいかもよくわからないのに、私たちは相手が理解してくれると思い込んでいるから脱線する。

3.誰かのメッセージに反応する前に少し時間を置けば、自分の気持ちや考えがはっきりしてくる。自分が本当に伝えたい、数語で簡単には言い表せないこともわかってくる。

どんなに気心が知れた仲でも、コミュニケーションに「誤解」はつきまとう。そして、その要因の多くは、発信する側にあるのだ。つまり、「自分が何を伝えたいかを理解していない」、「聞き手は理解してくれるものと勘違いしている」ということになる。

コミュニケーションとは「伝わってナンボ」。誤解が生ずるようでは、無意味なのだ。誤解なく「伝わる」話し方なら、話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京で学ばれるのがよいだろう。

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