話し方教室東京 コラム-ビジネス会議で結果を出すコミュニケーションスキル!

マインドフルネスが「アクティブリスニング」につながる

シーイーオーワールド マガジンでは、ビジネス会議で結果を出すには、「マインドフルネス」が必要だという意見を掲載している。カギとなるのはアクティブリスニングだ。

FBIの人質交渉担当者のフォス氏は、「交渉は、結論を出すためのコミュニケーションでしかない」と述べている。そのためには、応答するために聞くのではなく理解するために聞く必要があるという。

また、紛争解決機関であるシーディーアール アソシエイツの社長・ バーチ氏は、中東地域の紛争解決を目指す交渉の経験から「人々は自分の意見を聞いていると感じたときだけ、異なる考え方を受け入れるようになる」と語っている。

カギとなるのはどちらも理解するためのアクティブリスニングだが、記事ではビジネス会議などにおいて「マインドフルネス」で臨むことがアクティブリスニングにつながるという。

会議では周囲を観察、観察から見極めた価値を、簡潔に述べて提供

マインドフルネスとは、評価やこだわりを捨て、今この瞬間に起こっていることに意識を集中することだが、これを会議や交渉のテーブルに活かせれば相互理解につながる可能性があり、その方法についてアドバイスしている。

まず会議を始める前に深呼吸し、周りを見渡し観察する。会議が始まったら、今度は人々の反応を観察し、何が彼らの興味を引くか、何に価値を置いているのかを見極める。

自分が話すときは、観察から見極めた価値を提供する。ボディランゲージなどにも注意しながら、できるだけ簡潔に述べることが望ましいとしている。

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