話し方教室東京 コラム-職場でのリーダーシップコミュニケーションのヒント!

チームリーダーの効果的な説得とは

職場では、コミュニケーションがすべてだという専門家もいる。行動とイニシアチブも大切だが、コミュニケーションなくしてはそれも実行できないからだ。パルレマガジンでは、チームリーダーの対話の効果をあげるヒントを掲載している。

コミュニケーションの効果を上げるシーンでリーダーが忘れずに対応したいのが、部下に説得が必要なとき「理由」を述べることだ。根本的な部分を理解してもらい、決定または解決策などのフォローアップを行う。相手が納得できれば積極的な関わりやエンゲージメントも強化できる。

もし説得に応じない場合は、間違っていると伝えてはいけない。「あなたの気持ちは分かる」「お察しする」など、ワンクッション置いて解決策や代替案を述べる。

リーダーはチームに敬意を、チームの問題や間違いには提案を

リーダーが行動するときは必要に応じて「許可を求める」ことも大切だ。これは協調性、敬意、礼儀を示すことになる。「私も話してよいか」「まずはこれをやりたいが、どうだろう」などの切り出し方がある。

チームや部下が間違っている場合、すぐに修正したくなるが、まずチームメンバーに進捗状況を尋ねる。そこで問題が発生していることが明らかになった場合、全体の軌道修正を行うための措置、または解決策の提案を行う。修正はチームで行ってもらう。

相手が話を始めるときは真摯に聞き、理解を示す。自分が話をするときは、感情や要求もきちんと伝えて透明性を示すことが信頼関係を維持する上でも大切だ。

■ 記事関連・話し方講座/管理職専門・話し方教室

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会