話し方教室東京 コラム-リーダーシップコミュニケーション!部下の意見を「意思決定」に反映させる方法

リーダーは普段のコミュニケーションで、部下の意見を吸い上げる

CNBCでは、スタートアップ企業のトップが間違いやすいコミュニケーションミスについて、豊富な経験を持つエグゼクティブコーチの意見を掲載している。意思決定に必要なのは普段のコミュニケーションだという。

スタートアップのリーダーが陥りやすいミスは複数あるが、最も多いのは、従業員がビジネス上の意思決定についてリーダーに意見し、それを受け入れてしまうときだという。

従業員が意思決定に関わると、その後の指揮系統が乱れ、何かトラブルがあったときの責任も曖昧になりがちだ。

一方で、チームの協力は大切であり、彼らが働きやすい環境を作るためにも意見を求めることは大切だ。ではどのようにすればよいか。それは意思決定を行う瞬間ではなく、普段のコミュニケーションで醸成されるものだという。

オープンコミュニケーションで、定期的に部下にフィードバックを求める

リーダーは普段から職場でオープンな環境を作り、従業員に耳を傾け、彼らの働きぶりや性格、やる気などを見ながらその中で意思決定を行うスキルを構築していく。

やりかたの例として、定期的にフィードバックを求める方法がある。彼らの意見は理解されるがそこで意思決定が行われることはない。いざ意思決定に直面したときは、意思決定はあくまでもリーダーだが、従業員の意見も含め統括的に判断されたものだ。

これはコミュニケーションの積み重ねで作ることのできるつながりである。このような職場作りは、スタートアップだけでなく大企業のマネージャーや役員などにも同じことがいえる。

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