話し方教室「通訳サービスで、医師と患者のコミュニケーションを改善(米国)」(話し方ニュース東京)

医療現場における通訳サービスの法制化

ゼイン・ラッツァク氏は、マサチューセッツ州における、医師と患者をとりもつ通訳サービスの裾野拡大について記事にしている(2018/09/01)。

マサチューセッツ州では、緊急治療室や医療施設において、英語で十分な意思疎通を図ることのできない患者に、通訳サービスの提供を義務付けている。人口の10%近くにあたる13万5千人が、スペイン語、ポルトガル語、中国の方言を話すミドルセックス郡では、特に重要な役割を担う。

法制化に伴って通訳は、医療プライベート規則、文化の違い、倫理や医療専門語を学び、患者のためにコミュニケーション能力向上、そしてより良い世話ができるようになった。

医師と患者が、通訳の存在を忘れて対話するのが理想

患者と二人きりになることはなく、医療従事者とともに病室や診察室に出入りし、中立の立場を念頭に、患者に成り代わって一人称で医師と意思疎通をする。文章ごとに明晰に発言し、言葉の言い換えや私語(おしゃべり)をしない。患者の声になり、医師と患者が通訳者の存在を忘れ、対話をすれば成功である。

米国では、バイリンガル医師の重要性が認識され始めており、カリフォルニア医師による2015年国家調査では、約75%の大学がスペイン語の履修過程を有するか、予定している。

情報端末を利用した医師と患者のコミュニケーション改善も

マサチューセッツ州のエマソン・アージェント・ケアやミルフォード・リージョナル・メディカルセンターでは他の先進的病院と同様に、言葉の壁を克服するため、情報端末を利用している。

医師がタブレットを使って、患者が遠方の通訳者とつながるライブ・ビデオで対話することにより、患者とのコミュニケーションを改善した。

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