話し方教室東京 コラム-リーダーは、従業員の苦情や懸念に積極的に対応せよ!

雇用主は、従業員の苦情や懸念に対応すること

雇用主としての最も重要な役割の1つは、従業員の意見を尊重、サポートし、評価されていると感じられるようにすることである。

ではどのようにして、従業員の苦情や懸念に対応するためのコミュニケーションを取るのか、その方法をジェーン・ハーパーが「HR FD ダイジェスト」の記事で紹介している。

従業員の苦情や懸念を聞く時のコミュニケーションの取り方とは

まず、従業員の苦情や懸念を安心して共有できる環境を構築することが重要である。そうすれば、従業員は安心して仕事ができ、生産性の向上にもつながるだろう。

また、従業員から苦情や懸念を聞くときのコミュニケーションの取り方は、問題をより深く理解するために、自由回答形式での質問をすると良い。そうすることで、その問題や気持ちを認めることになり、共感していることも伝えられる。

苦情や懸念は聞くだけではなく、解決されなければならない

従業員が苦情や懸念を安心して共有できる環境の構築を行っても、それが解決されなければ意味がない。そのため上司は関係者全員に明確なメッセージを発信するなど、適切な対応を取ることが求められる。

従業員が報復などを受けていないか、話を聞くなどしてフォローアップをすることも決して忘れてはならない。

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