話し方教室東京 コラム-コミュニケーションにおける話し方・伝え方の秘訣!

相手に伝える内容は、自分が話したい内容ではなく聞き手目線で考える

「インク.」では、コミュニケーションにおいて、話し手は、自分が言いたい内容ではなく、相手が聞きたい内容、相手が聞く必要がある内容を伝えることが重要であると強調している。

つまり、相手が深く知りたいと思う内容、相手が知っておくべき内容を話す。話し手が自分の言いたい内容に焦点を置いて話す場合、聞き手は、自己中心的な印象を受け、話し手のメッセージは届かないという。

聞き手が聞きたい内容と、聞く必要がある内容を理解する

「相手が聞きたい」内容とは、概要は知っているものの詳細は知らないために情報を得たいというものである。例えば、チームのモチベーションアップやワーク・ライフ・バランスの維持についてなどが考えられる。

これらは、一般的な問題として大まかには認識しているが、細部までは把握していないケースが多い。そこで、より詳しい情報を聞きたい、知りたいといった聞き手の要望にこたえる必要がある。

また、「相手が聞く必要がある」内容というものもある。例えば、新しい業務効率化や生産性向上の施策についてだ。

これは、相手にとって新しい情報であり、話し手が伝えない限り、聞き手は知り得ない。聞いても聞かなくてもいい情報ではなく、聞き手にとって極めて重要で、絶対的に聞かなければならない情報といえる。

■ 記事関連・話し方講座/仕事で必須の2大コミュニケーション能力開発・話し方教室

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室コラム・スタッフ委員会