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話し方教室 東京 あがり症

 

ベスト2:話し方教室ブログNo.14:『ビジネス・パーソン(職業人)の能力開発―その3―』

 よい時候となりました。皆さん、お元気でお過ごしですね。
 さて、今回は、「コンセプチュアル・スキル」から始めましょう。これは平たく言えば、「戦略策定・計画策定・事業構想・高度な意思決定および問題解決などができる≪思考・判断能力≫のことである」と、私自身は理解しています。組織の中で階層が上にいくほど、より求められる能力だといえます。

 ところで皆さんは、企業のトップ・マネジメントが下位の人達よりもより多くの収入を得ている理由をお考えになったことはありませんか。実は、その理由の半分は、(本来、)このコンセプチュアル・スキルのためなのです。社長や重役などビジネス・リーダーは(本来、)思考・判断能力が高度である、そのために高給を得ているのです。

 続いて、「ヒューマン・スキル」について。これは、人とうまくやっていける能力に違いありません。ですが、階層が上がると単にそれだけにとどまらず、リーダーシップを発揮し人を統率していく能力までもを含むことになります。

 先程の続きになりますが、企業トップが高給をとれるもう半分の理由が、このヒューマン・スキルにあります。ビジネス・リーダーは人を通じて仕事をする人です。給料の半分は、このリーダーシップ(人使い)能力のために支払われているわけです。

 さて、最後に、私がかねてより提唱しています第4の能力「ビジネスベイシック・スキル」について述べましょう。私は、ビジネスベイシック・スキルとして10コのスキルを「スキル10(テン)」と称し、型決めを行っています。

 ご参考にいくつかを例示しますと、(1)指示・命令の受け方・出し方、(2)報告・連絡・相談(ホーレンソー)の原則、(3)接客・電話・言葉づかい、(4)クレーム処理の原則、(5)問題解決の基本、(6)会議開催運営の基本などなど。

 これらのスキルを、新入社員向けの「ビジネスマナー」などと理解してはなりません。実際取り組んでいただくとすぐに、習得することは甘くなく、大変なことに気づきます。私はこれまで、あまたの企業にかかわってきましたが、スキル10がちゃんとできている会社は皆無でした。それだけ奥が深いものだといえます。

 以上これまで3回にわたり、社会人・職業人の能力開発として、「コンセプチュアル・スキル」、「ヒューマン・スキル」、「テクニカル・スキル」の3大スキルについて述べてきました。そして3大スキルは、第4のスキル「ビジネスベイシック・スキル(私の造語です)」が盤石であってこそ、力を発揮できるものであることをご理解いただけたのでしたら幸いです。
 
 では、さわやかな季節を存分にお楽しみくださいますよう。

(C)酒井美智雄


話し方教室・あがり症克服・コミュニケーション教育の名門 日本コミュニケーション学院(東京)  
  • 2004年5月01日

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