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話し方教室 東京 あがり症

 

話し方教室ブログNo.17:『本物の<うまさ>とは―その2―』

 夏バテしていませんか?
 さて、前号では素敵なおそば屋さんをご紹介しました。今回はお寿司屋さんと参りましょう。

 都内に行きつけのお寿司屋さんがあります。そのお店に入ると、まだ着席もしていないのに、板前さんが私の寿司を握りはじめます。カウンターにすわると同時に、私の好物の「ヅケマグロ」がスッと出て来ます。もっとも常連になれば、この程度のことは珍しくもありませんが。

 その寿司屋さんで、私がまだ常連になる前の出来事をご紹介しましょう。
 いつものように、お箸をつかわずに、右手で寿司をつまんでおりました。つまんでから口に運ぶ時に、たまたま失敗しまして、お寿司を床に落としてしまったことがあります。

私 
「あ~あ、やっちゃった。」
「板さん、ごめん。せっかく握ってもらったんだけど、落としちゃったよ。手数だけど、また握って~。」(私は当然、料金は二つ分支払うつもりでいましたよ。)

板さん (間髪を入れず)
「お客さんが落としたのは、お店の責任!」
「さあ、どうぞっ。この分はサービスです!」

 そういって、板さんはすぐに同じ物を出してくれました。いいでしょう。こういうお店。
以来足繁く通うようになったのはお察しの通りです。

 ところで、そういえば20年以上も前に、「ハイテク・アンド・ハイタッチ」という言葉がビジネス上でよく言われていたのを思い出しました。
 確か「システムは、コンピューターや機械による高度な技術(ハイテク)だけではだめで、人に配慮した心のこもったもの(ハイタッチ)でなければならない」、という意味だったように思います。

 年月は過ぎましたが、何事においても今でも「ハイテク」と「ハイタッチ」、つまり「技(わざ)」と「心(こころ)」の重要性は少しも色あせていません。
 結局、飲食店の<本物のうまさ>とは、「ハイテクとハイタッチの総合力」で決まる、そう結論づけてよさそうです。ハイテクとは「料理の腕」、ハイタッチとは「おもてなしの心と行為」に違いありません。

 いい結論に落ち着きましたところで、今回はこの辺で。
 では、皆さん、暑さに負けず、どうぞ素敵な夏休みを!

酒 井 美 智 雄

  • 2004年8月01日

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